「四方よし」のお手伝い

社長さんと社員さんが共にWinWinの関係となる。近江商人の「三方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし)と重ね、「四方よし」の関係づくりのお手伝いをしたいと考えています。このブログが何かの参考になれば幸いです。なお、記事の法令等に関わる記述は、執筆当時に施行または施行予定だった内容で、その後の改正に対応してない場合がありますのでご了承ください。

ブックレビュー

つい目をそむけたくなる。  「未来の年表」

この本は、読まないほうがよいかもしれない…… しかし、知っておかなければならないことが書かれている。 「未来の年表ー人口減少に本でこれから起きること」 (河合雅司著、講談社現代新書2017年) 著者は大正大学客員教授で専門は人口政策、社会保障政策。…

ブラックボックス と #Me Too

この本を読んで、あなたにも想像してほしい。いつ、どこで、私に起こったことが、あなたに、あるいはあなたの大切な人に降りかかってくるか、誰にも予測はできないのだ。 伊藤詩織著「ブラックボックス」(文藝春秋社/2017)の「はじめに」に書かれた言葉で…

このリーディングは生き方を変える 〜Life Shit を読んでみよう

「わたし、この本に書いてあることはすでに実践しているわ。途中までだけど読んで見て、そのことが正しかったと思えたの。」 とあるリーディングセミナーでカラービジネスコンサルタントが仕事という女性Tさんは、自己紹介でそう言った。なんとも自信に満ち…

行き過ぎたサービスは、働き方改革のブレーキになる?!

「つくばエクスプレス(TX)を運行する会社が、電車を定刻より20秒早く出発させたとして謝った。 海外メディアは『遅れでも運休でもないのに……』と驚く。『20秒』の差は謝るべきなのか。」 過剰に謝る企業文化 2017年11月21日の朝日新聞「ニュースQ3」の…

働き方改革を考える 書籍紹介「御社の働き方改革、ここが間違ってます!」

突然の衆議院解散劇によって、臨時国会に提案予定だった労働関連法案は宙に浮いてしまった……。同法案の審議開始は、早くても年明けではないかと言われています。法案には「残業時間の上限規制」と「高度プロフェッショナル制度(残業代ゼロ制度)」など重要…

働き方改革を考える 書籍紹介「死ぬくらいなら会社辞めれば、ができない理由」

いつもの駅のプラットホーム。あなたは、滑り込んでくる電車に吸い込まれたいと思ったことはありませんか?私は、あります。ハッと気がついて、後ずさりしました。当時、仕事のことではなかったけれどトラブルを抱え、悩んでいました。睡眠も不規則でした・…

働き方改革を考える上で必読の本「資生堂インパクト」

2017年3月、政府の働き方改革実現会議の最終報告がまとまりました。半年間の議論でよくここまでまとめたなあと感心するくらいの分量と多岐にわたる内容です。これに合わせて、ということでもないですが、各企業でも働き方を変えよう、働かせ方を変えな…